包装容器のリサイクル

これからの時代は、包装容器はリサイクルするものとして取り扱われることになります。その理由はゴミの量にあります。90年代の統計から分かることは、日本のゴミに占める包装容器の比率は重量でおよそ25%にのぼり、容積では何とおよそ60%にのぼるという事実です。つまり包装容器だけでも大幅に削減することが出来れば、日本で排出されるゴミは一気に減量されるということになるのです。

では包装容器の削減とリサイクルとはどのように関係するのでしょうか。包装容器を削減するためには、無駄に嵩張らない容器を製造する必要がありますし、流通にも工夫を施さなければなりません。メーカーもその努力を続けていますが、それだけでは限界があります。

そこで注目されているのが、ゴミとなった容器をリサイクルするというやり方です。リサイクル対象の包装容器は一度ゴミとして排出されますが、その後姿を変えて生まれ変わり、新しい製品の一部として役立つというわけです。つまりゴミを再生資源として活用すれば、事実上ゴミを削減することができるのです。
リサイクルを促進するための法律は既に制定されており、一つは「リサイクル法」、もう一つは「容器リサイクル法」と呼ばれています。

リサイクル法はその対象を洗濯機、冷蔵庫、エアコン、テレビ、パソコンと定めており、これらの家電はそのまま捨てることが出来ません。メーカーもリサイクルを前提とした設計を義務付けられています。消費者はリサイクル業者に費用を支払って回収してもらうことになります。また同法は、容器の目立つ箇所に分別方法を記載することを義務付けています。他方、容器リサイクル法の対象は瓶、缶、袋等です。消費者も業者も自治体も、これらの容器については処理方法、回収方法に注意しなければなりません。

包装材、梱包材のリサイクルで地球を守ろう!